1. 目的
WordPressをインストール前後で、まずデフォルト設定から変更した方がよい項目を列挙します。
利用しているドメインとサーバーはValue DomainとCoreserverです。
既に様々な方(他のブログやYouTube)が詳しく解説しているのでその公約数をとっていこうと思います。
2. 初期設定一覧
- 3:WordPressインストール前
- 3-1:独自ドメインの取得
- 3-2:サーバーレンタル
- 3-3:SSL設定(無料SSL証明書取得)
- 3-4:独自ドメインのメールアドレス設定(サポート用メールアドレス作成)
- 3-5:WordPressのインストール
- 4:WordPressインスストール後
- 4-1:パーマリンク(記事URL設定)
- 4-2:WordPressテーマ
- 4-3:サイトタイトル/キャッチフレーズ
- 4-4:カテゴリーの設定
- 4-5:不要なプラグインの削除
- 4-6:プラグイン導入
- 4-7:ニックネームの設定
- 4-8:コメント機能のOFF
- 4-9:Privacy Policy
3. WordPressインストール前
3-1. 独自ドメインの取得
どうせブログを書くなら収益化したいと思っています。
収益化で最もメジャーなGoogle AdSenseは初回審査でサブドメインを許可しない仕様です。(制限付きで回避策はある模様)
そのため独自ドメインの取得が必須となります。
私はValue Domainを使用しています。
理由はドメイン取得費、ドメイン更新費、サーバーレンタル費を加味して決めました。
3-2. サーバーレンタル
取得した独自ドメインを用いてブログを開設するためサーバーをレンタルします。
運用するWebサイトの規模に応じて各社のプランの中から選びます。
選んでから気づきましたが国内サーバーと海外サーバーでもPros/Consがあります。
私は国内サーバーのCoreserver V2(Core-X)を使用しています。
上記に挙げた運用費を抑えるためにサーバーレンタルと独自ドメイン同時取得でお得なキャンペーンを活用しました。
プランもその中で安いものを選びました。実際スペックも比較(容量とスピード程度の違い)し、特にとりあえず始めてみようとしている私にとって大きな違いは感じられませんでした。
その後、サーバーレンタル後に独自ドメインを登録します。
[ドメイン]→[ドメイン管理]→[新しく追加]
で取得している独自ドメインを追加します。その後、メインドメインを初期ドメイン(サーバーからもらえるドメイン)から独自ドメインへ変更しておくとその後の設定でドメインを選択する必要なくなり楽です。
方法:ドメイン管理画面で独自ドメインにチェックを入れて[デフォルトに設定]

3-3. SSLの設定
自身のWebサイトをよりセキュア通信で安全性を担保する設定です。
(いわゆる「http://」ではなく「https://」にする設定)
私はLet’s Encrypt(Coreserverで設定できる無料のSSL証明書)を使用しています。
Coreserverのコンソールページから
[ドメイン]→[SSL証明書設定]→[無料SSL証明書を取得]
で必要事項を選択し保存すると取得できます。
この時、取得したドメインを選択してください。(サーバーから配布される初期ドメインではない)

3-4. 独自ドメイン用のメールアドレス設定
Coreserverの場合は初期設定でアカウント名のEメールアドレスがデフォルト設定されています。
blog運営に必要なメールアカウントを作成できます。
[メール]→[メールアカウント設定]→[アカウントを作成]
私は[xxxx].support@[domain].comのようなサポート用メールアドレスを作成ました。
[xxxx]:ブログタイトルとか(任意)
[domain]:自身の独自ドメイン

3-5. WordPressのインストール
取得した独自ドメインを選択しWordPressをインストールします。
[ツール]→[アプリケーションインストール]→[アプリ・ブラウザー]
からWordPressを選択し[+このアプリケーションをインストール]をクリック

下記インストール時の設定を行った後、[+インストール]をクリックするとインストールが開始しされます。
ロケーション
- ドメインではhttps://を選択(SSL化したので)
- ドメインではwwwはつけない(最近付けないのが主流)
- デレクトリは空欄(直下にインストール)

設定
- 管理者ユーザー(WordPressにログインする際のログインID)
- 管理者パスワード(WordPressにログインする際のパスワード)
- 管理者の電子メール(ここはサーバー登録のものと同じでもよい)
- ウェブサイトのタイトル(blogのタイトル)
- ウェブサイトのタグライン(blogのキャッチフレーズ)

4. WordPressインストール後
4-1. パーマリンク(記事URL設定)
WordPressログイン後、左のカラムから下記を選択します。
[設定]→[パーマリンク]

パーマリンク構造から[カスタム構造]で[/%postname%/]を選択しページ下の[設定を保存]をクリック

4-2. WordPressテーマ
途中で変更するとそれまでのレイアウトが変わるので、初めに決めるのがベターです。
私は無料で最もメジャー(情報がWeb上に溢れている)な「Cocoon」を採用しました。
準備としてCocoonのWebサイトにアクセスし本体テーマと子(Child)テーマそれぞれのZipファイルをダウンロード
下記の方法でZipファイルを「本体」→「Child」の順でアップロード/インストールします。
[外観]→[テーマ]→[新しいテーマを追加]→[テーマのアップロード]→[Choose File]→[今すぐインストール]


その後Cocoon Childの方を[有効化]します。
本体のアップデートがかかった際にカスタマイズした設定が消えないようにするため、Childをかませるという理解です。
4-3. サイトタイトル/キャッチフレーズ
検索結果に表示されるのでSEO観点で重要
WordPressインストール時に設定しなかった場合は左のカラムから下記を選択しそれぞれ設定ます。変更し終わったらページ下の[設定を保存]をクリック
[設定]→[一般]


4-4. カテゴリーの設定
Blogの記事がカテゴリー分けできる場合は、左のカラムから下記を選択しそれぞれ設定ます。変更し終わったらページ下の[設定を保存]をクリック
[投稿]→[カテゴリー]→[未分類(uncategory)]→[編集](もしくは[新規カテゴリーを追加])

4-5. 不要なプラグインの削除
プラグインは便利ですが、入れすぎると重くなります。
デフォルトで入っているプラグインの中で不要なものは最初に削除してしまいます。
例えば「Hello Dolly」
[プラグイン]→[インストール済みプラグイン]
プラグイン名の下の[削除]をクリック

4-6. プラグイン導入
「入れすぎると重くなる」ので厳選したいです。(別途記事予定)
一旦日本語文字化け対応だけ
- WP Multibyte Patch
[プラグイン]→[新規プラグインを追加]→[プラグインの検索]
検索して目当てのプラグインの項目を見つけたら
[今すぐインストール]→[有効化]
有効化しないとインストールしても効果が得られません。

4-7. ニックネームの設定
ニックネームを設定するとblogにユーザーネームが表示されなくなります。
左のカラムから下記を選択し設定ます。
[ユーザー]→[プロフィール]→[ニックネーム(必須)]


[ブログ上の表示名]も設定したニックネームに変更したら、ページ下の[設定を保存]をクリック
4-8. コメント機能のOFF
blog記事それぞれにコメント欄があるとスパムメールの被害合いにくくなるため、コメント機能をオフにします。
受付は1-4で設定したsupportメールへの問い合わせとして一元管理の方針
[設定]→[ディスカッション]→[デフォルトの投稿設定]


[新しい投稿へのコメントを許可]のチェックを外して、ページ下の[設定を保存]をクリック
新しい投稿のみに適応されるため初回で設定しておきたい
4-9. Privacy Policy
Google AdSenseもPrivacy Policyを必要としているので記載は必須
WorpPressも固定ページに下書きとして用意(英語)してくれているのでそれを利用して作成
(別途記事予定)

[固定ページ]→[固定ページ一覧]→[新規固定ページを追加](またはPrivacy Policy下書きの編集)